「じゃぁ先輩、また明日」




『なぁ、それ返して?』



あっそうだった!
私、先輩に紙袋持たされてたんだった



『これは、お前の』



「はい?」



そう言って先輩は
私に一枚のTシャツをくれた




「これ先輩が買った奴じゃないんですか?」




『俺のはこっち、じゃぁな』



そういって先輩は
家に帰っていった