「ちょっと夢中になりすぎたな」 「だねっ…先輩達すごい荷物…」 神郷先輩は一緒にいる女の人から荷物をヒョイッと 持ってあげていた …紳士的 はぁ…なんか いい雰囲気にも見えてくる 惨めすぎるよ、私。 「なぁ光留、神郷達って…」 「直くん…っ先輩、酷いこと言うのかなぁっとか思ってたけど、全然優しいし、なんか惨めになってきちゃった」 直くんに気を使わせちゃダメ。 そう思って 無理矢理わらった。