【短】さ く ら Ⅲ~思い出すのはキミのこと~






ホールからガヤガヤと騒がしい声が聞こえる。
午後16:30、学校帰りの学生が溜まってく。
まぁ、ドリンクバーでねばってくから、アルバイトのオレとしては忙しくなくて有り難いんだけど。

休日の昼の忙しさと言ったら……。

この店絶対人出不足だ、なーんてことを思ってると店長から奥に呼び出された。











「今西くん、ちょっとこっち!」


「あ、今行きま―す。」




















オレは何かしただろうか?

身に覚えは………うん、ない。