一気にルアンの頭は真っ白になった。 「あの後…ジキル… すぐにルアンを追ったの だから多分……。」 そういうレナの言葉も… ルアンには届いていなかった。 ただ気付けば…… ジキルの部屋に飛び込んでいた。 「ジキルさんッ!!」 そうドアを閉めて叫ぶ…。 だがそこには…誰もいなかった。