労働の価値 その2

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B-2 それだけのための「基準」

そうすると、
「いろんなふたつの関係」で、
「基準」はどんなふうになっているか。

布と組にされているとき、
上着や茶や小麦や鉄は、
みな価値の「基準」、
つまり価値そのもの、
「価値を固めたもの」になっている。

ぜんぶが並んで同じように、
布に向かって「基準」になる。

布ひとつだけのための基準なのだ。

このとき、
そこに含まれる労働も、
ぜんぶが同じように、
ただの「労働」としてあらわされる。

ところが…