労働の価値 その2

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基準の特ちょうのうちのふたつ。

「縫いあわせ」が、
無色透明のただの労働をあらわしている。

勝手にやっている「縫いあわせ」が、
ほかの労働とつながっている。

このふたつのことは、
アリストテレスが、
はじめてみつけた。

アリストテレスはどう考えたか。


「おかねであらわした商品の姿は、
ほかの商品で価値をあらわすのと、
あまり変わらない。
それが進んだだけのことだ」。

アリストテレスはそう言っている。


ベッドが5個 = 家が1軒
と、
ベッドが5個 = おかねがいくら

このふたつの式が同じだ、
と言っている。

つづけてこんなことも言っている。

この式のなかで、
ベッドと家やおかねの価値が比べられている。

だからベッドと家は、
なにかが同じのはずだろう。