労働の価値 その2

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このことをみるために、
量を計るときのことを考えよう。

たとえば重さ。

砂糖も「もの」だから、
重さがある。

「ではそこにある砂糖は重いですか軽いですか」。

しかし見ているだけでは、

重さはわからない。

なにか重さの「基準」、
たとえばオモチャの積み木をもってくれば、
てんびんで重さを計ることができる。

計ることをしないなら、
重いかどうかを答えることができない。

砂糖だけしかないのなら、
「その砂糖は重いですか」と聞かれても、
答えられない。

積み木だけしかないのなら、
「その積み木は重いですか」と聞かれても、
答えられない。

だから、
砂糖の重さを言うときには、
積み木を用意しないといけないのだ。