労働の価値 その2

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A-4 「基準になる」

「ふたつだけの関係」はまだ×3続く。

これまでの話しをまとめてみよう。

布の価値は、
上着という「べつの使いみち」の商品によって「測られる」。

価値を測るための上着は、
むりやり「基準の姿」をとらされている。

このとき、
「それは上着として使える」というふうに、
上着の価値が示されている。

そして布は、
こうした「上着という使いみち」と価値が等しいのだ、
というふうに、
価値が測られる。

だからもし布が、
自分に価値がある、
と言いたいのなら、
自分は上着と交換できるのだ、
というふうに言う。

だから基準の商品は、
基準になっているとき、
自分がいろんな商品と交換されるのだ、
ということを示している。