労働の価値 その2

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「千円」「五千円」などというように、
おかねの名前が印刷された、
お札。

それは、
流れの外から、
国が投げこんでくるものだ。

そのときもし、
お札が、
それと同じとされた金ぜんぶの、
かわりになっているのなら、
いままでのおかねの流れの話しと同じになる。

お札が流れるしくみが働くには、
「金のかわりをする」ということからしか、
出てこない。

そしてその働き方というのは、
こんなふうなだけなのだ…

…お札を作るとき、
その量は、
そのときほんとうに流さなければならない金の量と、
同じでなければならないというのだ。

商品の流れが取りこめる金の量は、
いつも、
たしょうは、
上下に振れはする。

それでも、
ひとつの国ではおかねの量は、
「いままでのようすからみると、
どんなに減ってもこのくらい」という量より、
下がることは、
ない。