労働の価値 その2

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あるいは。

同じおかねが、
決まった時間に何回か、
受け渡される。

その回数が、
おかねの流れの速さとなる。

だからあの、
小麦粉からウィスキーまでの、
4回の商品の流れのあいだが、
たとえば1日だったとしよう。

すると、
「ほんとうに」ならなければならない ねだんは合わせて、
2万円。

そして同じおかねが1日で4回流される。


だから、
「パイプ」のなかのおかねの量は、
5000円。

または、
1日と決めたうえで、
よっつの商品のねだんの合計を、
同じ5000円の流れた回数で、
割ってみる。

すると
2万円 ÷ 4回 = 5000円
と、おかねの量が求まるのだ。

いつもこうなる。

これが、
ひとつの国のなかで、
決まった時間に流れていく分をみてみると。