労働の価値 その2

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なぜ商品は、
落ちるのか。

おかねはいつも、
商品が流れてくるところに向かって、
進むから。

そうすることで、
どんどん、
スタート地点から遠ざかり…

…だから逆に、
商品は流れのなかからは、
のがれていく。

だから商品の流れは、
おかねが動かないとあらわれない。

おかねの動きは、
「商品が流れていっている」と言っているだけなのだが。


しかし、
おかねには、
「流していく方法」という働きしか、
与えられない。

おかねは、
商品から離れて自分で勝手にやるようになった「価値」だからだ。

だから、
おかねが動くと流れがおきるが、
しかし、
ほんとうは、
商品が姿を変えつづけているだけなのだ。

だからこの動きは、
見てさわってわかるものとしても、
おかねの流れという姿のなかに、
映りこんでこないといけない。