労働の価値 その2

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商品、
小麦粉の1幕目、
商品を売るときの動きは、
おかねが動くばかりでなく、
商品もまた、
動いている。

しかし第2幕、
買うときでは、
おかねしか動かない。

第1幕では、
小麦粉とおかねが入れかわる。

そのとき小麦粉の「使われる姿」が、
ひとに使われていくのである。

パンに こねていく。

そのようにして、
これ以上、
ひとに手渡されることが、
なくなるのだ。

そんなふうに、
商品の流れから、
のがれ落ちる。

あとには小麦粉の価値の姿、
あるいはおかねという「仮面」が残る。