労働の価値 その2

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だが もし…。

作った人たちが、
上着や靴を測るのに、
布を基準に、
あるいは金が基準でも銀でもいいが、
するときには。

自分の労働が、
ひとびとぜんぶの労働のあいだに収まるさまは、
この、
ひっくり返った形で見えてくる。

だが、
無色透明のあいだに収まるのではなく、
あいだに収めたから無色透明になったのだ。

そしてこのひっくり返った形こそが、
お金持ちが考える経済学のもとなのだ。

≪「お金持ち」は「ブルジョア」のこと≫