労働の価値 その2

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めいめい勝手な労働が、
特別なかたちでひととひとをつなげている。

というのは、
それがただの労働として、
ぜんぶに同じものとされているからだ。

そして、
そういうところは、
労働から作ったものの価値という姿になる。

こういったことは、
商品を作るという特別な生産でだけ、
されている。

ひとから みれば、
こういう形が、
これ以上変わりようがない姿にみえる。

発見がされようがされなかろうが。

もしそのひとが、
商品を作るしくみ、
つながりのなかに、
からめとられているならば。


空気が窒素と酸素でできていると言ってみても、
空気がふたつに分かれるわけではない。

あいかわらず空気は空気のままだ。

まるで、
このことと同じようだ。

発見されても関係なく、
そのままにみえている。