恐らくこれが、 高校生活最後の席替え。 僕にとっては重要なことだった。 出席番号じゃ全然近くになれなかった。 三年目の春にしてやっと座れたこ右隣の席。 窓の外を眺めるフリをして彼女の横顔を見ていた。 頼むからくじ引きしても、 彼女のとなりに座っていたい。 なんと寂しい願いだろう。 いっそ彼女を振り向かせるような力をくださいと いいたいけど。