きっと今日も
渚には会わない。



「ねぇ舞華!!」



さっきまで眠そう
だった美由紀は



教室に着くなり
元気が復活したようで



「なに~?」



机に頬杖をついている
私を覗き込むように



「今から 学校さぼろっ!!」