「舞華おは~っ」


朝げた箱でローファーを履き替えている私に



美由紀が眠そうに
近寄って来た。



「おはよ」



私は あの日



陽に家まで送って
もらった日から5日




渚には、会わない。


いや。



渚が会わないように

私を避けている