「来月で お前と会うのも最後だ。」




座っている渡部を
渚は上から睨みつける




その眼差しに
渡部は余裕の笑みを見せ




「なるほど... 戦争ってわけか」



そう言うと、ソファーの前にあった机を足で蹴り上げた。



その姿を見た渚は

ズボンのポケットに
手をつっこみ


静かに部屋を後にした。