その頃の渚&勇志… 「おい渚.昨日はどーゆうつもりだよ」 「どうもこうも.ただ渡部に会っただけだ。」 険悪なムードの中 渚の吸う煙草の煙りが 部屋をつつんだ。 「会って 何をしたかって聞いてんだよ!!」 普段穏やかな勇志が 怒鳴った事に.渚は一瞬 眉をピクリとさせながら 「黙れ。 お前には関係ねぇ」 少しずつ 少しずつ 渚の歯車が 崩れ始めていた。