「おうっ 陽久しぶりだね」 「うスッ」 陽に気さくに 話しかけて来たのは 白髪混じりの頭に アゴ下にワイルドな ヒゲのはやしたおじさん きっと この店のマスター 「あれれ? 陽の彼女かな?」 ワイルドおじさんが 私を見てニッコリ微笑む 焦る私に 陽が 「ちげーよ。渚の女」 いやいやいや それもちげーだろ