ケンカも一段落 したところで 「チビ 飯行くぞっ」 陽が携帯と財布を 持って立ち上がった。 「へ?」 マヌケな声を出した私に 「さっさとしろ!!」 眉間にシワを寄せて 陽はドアに向かって 歩いて行く。 「待ってよ!」 私も慌てて陽に小走りで駆け寄った。