俺は出口に向かう途中で大きな窓が入り口を塞いでいる様な部屋を見つけた。そこから見える空間は電子レンジの中を覗く感じだ。

一目して通り過ぎるつもりだった…。

しかし、そこには奴らがいた。足を止めて奴らを凝視する。
俺の目は奴らではない事を悟る。掻きむしっているが、奴らではない。
そう、まさにホンモノがいたのだ。