『でりゃあッッ!!』 『ぐはッッ』 鈍い音とともに男が横に倒れる 「きゃッッ」 立ちすくんでいる私を抱き上げ走りだす誰か… 猛スピードすぎてしがみつくのがやっとな私には当然顔が見れるはずもなく 足が止まるまで待つことにした ((助けてくれたし悪い人じゃないと思う… 『ふぅ…』 呼吸を整えた誰かは私をおろしてくれた 「…ありがとぉ……て、陸?」 お礼を言おうと顔を上げて見ると私の前にいる人は陸で ずっと探してくれていたのか額には汗が光っていた