「先輩。…顔真っ赤」

少し笑いながら先輩の顔を下からのぞく




『…少しは黙りなさい』



先輩は顔を近づけて私の口を塞ぐ





急に唇に柔らかいものがあたり、ビックリして目を大きくひらいた








『今のは美羽のせいだから』


唇を離し、私の肩に顔をうずめて話す先輩





「先輩っ。大好きですッッ」


先輩に飛びついてぎゅっとシャツを握る




『美羽は俺のこと大好きなんだ〜♪』


意地悪く先輩が笑う





「大好きっ。だから私と付き合ってくださいっ」


さらに強く先輩にしがみつく






『…俺のセリフとんないで。』







そう言って先輩はまたキスをしてくれたんだ