早足で追いかけても、追いつかない。 カツカツとあたしのヒールがコンクリートを叩く音がやけに大きく聞こえた。。 あ、あたしなにかした……? 気合いいれすぎて気持ち悪かったり? ていうか、実際藤岡くんが今日デートだと思ってくれてるのかも微妙なんだけど。 でも、あたしはほんとに嬉しいから。 「……っぶッ!!」 下向いて考えながら歩いてたら、おでこが何かにぶつかった。 顔をあげれば、それは藤岡くんの背中だったのだけれど。