オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~





……え。



あたしがまじまじと見つめると、ジャケットの袖で顔を隠す。



「……ふ、藤岡くん?」

「……」



あたしは背の大きい藤岡くんを覗きこむようにしてみる。

すると、一瞬だけ目があって。

そのまま何も言わず藤岡くんは歩き出した。



「え、ちょっと藤岡くん!?」



あたしはその背中を追いかける。