パチンと両頬を叩いて、隣のヤツに顔を向ける。 「……お、おい」 「ん?」 思いのほか弱々しくなってしまった呼びかけに、微かに首をかしげてあたしの言葉を待つ態勢をとる。 言え。さっさと聞け。 ――「オマエ昼、なんで来なかった?」 そう言おうと口を開いたちょうどそのとき。 「あ、あのっ!!」 背中から、声をかけられた。