――そして、昼休みが終わって午後の授業も終わって、放課後。 「昼休み来れなくてごめんね? おわびに一緒に帰ろー」 帰ろうと準備していたあたしの目に飛び込んでくる緑色。 顔をあげると、そこには……アイツがニコニコと立っていた。 「……帰れ」 「うん、だから一緒に」 「ひ・と・り・で!! 帰れ!!」 「俺、翼ちゃんと帰りたいー」 唇突き出して首をかしげる目の前の男。 ……そんな寂しそうなカオをするな。