べ、勉強。 勉強しよう。 忘れてやる、アイツのことなんか。 こんなわけわかんない痛みも、忘れてやる!! そう意気込んで教科書開いたはいいものの、ああダメだわかんねえ。 ……アイツがいないとわかんねえって、どんだけ甘えてたんだあたしは。 「彼は……だからこの彼って誰だっつーの」 「Tomじゃないの?」 ――頭上から降ってきた声に、アイツかと思って顔を上げれば そこにいたのは、絢だった。