「俺いま翼ちゃんのこと邪な目でしか見れないよー」 「……見んな。視界に入れるな」 手で頬を冷ましつつ情けねー顔してとんでもないことを言ってくる。 シッシッと手をはらうと唇とがらせて今度は拗ね始めた。 「だって初めてだよ? 俺のことちゃんと男って感じてくれたの初めてだよね? そんなの嬉しいじゃん、そんなのあたりまえで調子のっちゃうじゃん」 ねー? と同意を求められても困る。