『……』
「悠翔」
『うるせーよ』
「今は中学ん時と訳が違うだろ。女全員が陽の代わりじゃねーか」
『代わりにもなんねーよ』
「は?」
『代わりにもなんねー…… 一瞬なんだ。たった一瞬だけ陽を抱いてる気持ちになる。抱いたこともないのに』
「余計辛いじゃねえか」
『でも』
なんて声出しやがる…
小さくて弱々しい声が鼓膜を掠めると無性に泣きたくなった
『そうでもしないと壊れそうだ』
「お前……もう壊れちまってるよ」
『そうかもな』
「もう止めろ」
『出来ねえ』
陽……
会いたい
俺を捨てた陽が憎い
でもどうしようもなく愛してる。

