大切な人を傷付ける存在だと気付いて…辛くて、
でも受け入れた陽をもっと好きになったのに。
また俺の腕から離れていってしまった時にはただ何もかもがくすんで見える。
・・ ・・
ハルカだったりハルナだったり色んなハルっていう女を抱いて……ただ陽が居なくなった埋まるはずのない穴を埋めようと必死でどうしようもない馬鹿なヤツ
俺の下で身を捩(ヨジ)って鳴く女の声は―――
陽じゃない。
陽の鳴く声は知らないし、どんな風に俺に反応を返してくれるのかなんて…それこそ俺の脳内の話。
『声出すな』
ただ目を瞑って……
反応する度に
『ハル…はる。……陽』
ハルを抱く。
―――滑稽な男
「いつまで続けるんだよ?」
准の声も聞こえない程までに

