【高校2年】
“俺は陽が好き
陽は俺が好き”
“陽は俺のバスケ
俺のバスケは陽”
そんな図式が成立してた頃――
「田崎から母さんを奪ったのは私とお前だよ…悠翔」
『え』
いとも簡単に、それが崩れた。
…中学ん時から試合が終わった後にイチゴミルクを片手に寂しい表現を浮かべているのを何度も目にした。
そんな顔をさせていたのは
原因だったのは俺
世界に色が消えたような気がした。
陽と居るのが苦しくなった
……どうにでもなれ
“活躍したらキス”
その言葉が引き金になったのか…俺は柔らかく甘い唇をいつの間にか塞いでいた。

