『では、昨日の続きからです。
私のあとに続いて下さい。』
芽依とジュウゴがリビングのソファでじゃれ合うのを横目に瑞季さんを凝視。
『I promise』
「I promise」
瑞季さんの真似をしながら頭の中で日本語に訳す。
…私は誓う。
『I obey his words.』
「I obey his words.」
…彼の言葉に従うと
『And I believe him.』
「And I believe him.」
…そして彼を信じます。
瑞季さんはいったい、何を言いたいんだろう。
『完璧です、沙羅様。
まさか1日でここまで上達するとは思いもしませんでした』
後ろから拍手が聞こえる。
どうせ、ジュウゴのヤツだ。
「必死で練習しましたから」
得意げに笑うあたし。
あ…いけない、いけない。
これ、あたしの悪いくせなんだ。
人に誉められるとすぐに調子にのっちゃう。


