偽装婚約~秘密の契約~






「瑞季さーん!

いつ見てもカッコイイですね~!!」


うち…じゃなくて遊馬家に着くと瑞季さんがお出迎え。

そして芽依はニコニコ笑いながら瑞季さんの腕を掴む。



『お久しぶりです、芽依様』


瑞季さんもスマイル。



『瑞季。

コイツらは無視してソイツのしつけ、頼むぞ』


晴弥はそう言って1人でスタスタ歩いて行く。


なんてことだ…

あたし、晴弥のペットか何かなワケ?


『しつけ』

って単語がどうしても許せない!!



『沙羅様。お着替えの方、よろしくお願いします』


瑞季さんに促され、部屋で着替える。



そう言えば…明日、晴弥のお母さんとお父さんに会うんだ。

あたし、何にも考えてなかった。


晴弥のご両親に婚約者だ、って信じてもらわなきゃダメなんだよね…


はぁ…

ダメだ。


絶対、認めてなんてもらえない。