偽装婚約~秘密の契約~






『お前、芽依と友達になったんか~』


芽依に教室まで連れてきてもらい、席に着く。

そうすると先に来ていたジュウゴが言う。



「関係ないでしょ、あんたに」


昨日のことが頭に浮かび、あたしは冷たく接する。



『芽依なら俺も安心だ。

アイツは、いいヤツだからな』


ジュウゴはそう言って笑う。


なんであんたは上から目線なワケ?

なんかちょっと晴弥に似てる気がするのは気のせい?



「おっはよー!ジュウゴ!」


そこへ芽依が登場。


え?

え?

えええ?


確か…昨日、あたしがジュウゴへの質問を女の子に聞かれたとき


「佐倉くん」


ってジュウゴは呼ばれてた気がする。


誰1人として名前で呼ぶ子はいなかった。


なのに…芽依はジュウゴ、って呼んだ。

いったい2人は…どんな関係?