美憂が私の側に来て、「ママパパね、ヘソクリ貯めてるよ。


美憂見ちゃった。パパの部屋の本棚の間に隠してあるから。」




ふーん。なるぼどそう言うわけね。



出張に行く時余分に上げてるのに、



いつもそのまま。



お釣りは?って聞くと、同僚と食事したからないとか、


言ってたのは誰だったけ?


まぁ、いいわ。



この際一輝におもって貰おう。



「やっぱ支払いは一輝のヘソクリでお願いね。」



思い切りの笑顔で言ってやった。



かなり焦る一輝。



『華あれは、もしなんかあった時にと、


そのつまりだな。』



もう言い訳しなくていいのに。



ちょっと意地悪したくなった。



「一輝まさか浮気に使うお金とかじゃないよね?」



浮気の言葉に反応した子供たち。



【パパ浮気したら許さないから! 】



『何なんだよ。何でそうなる訳?


パパはママ一筋だから。』



私には頼もしい子分が三人もいるんだ。



どうだ一輝参ったか。



一輝がひたすら子供たちに謝ってる。