結局、弘輝くんは
帰ってこなかった。

あの言葉通り
他の女の子の家に
泊まったのだろう。

この日は体が
だるかった。

弘輝くんも
いないしゆっくり寝よう。

そう思って
布団からは出なかった。

でもなんだか
落ち着かない。

いつもなら
朝早く弘輝くんが
帰ってくる。

でも帰ってこない。