「おはよう」 「…………」 弘輝くんは 何も言わず。 ご飯を 食べ始める。 今日は 全部食べてくれた。 でも…… 「不味い、 お前は料理も まともにできないのかよ 昨日も結局 全然満足できなかったし ヤんなかった 方がまし」 そんな酷い言葉を 言われたのに 涙は出なかった。 いや、 出せなかった。