ワガママな弟





「もうっ!!
そんなんなら教えてあげない!!」


あたしは完璧に
あたしで遊んでる廉に怒った。

人が折角真剣に…

「教えてくれる気だったんだ。」


やっと冷めたはずの頬が
また熱くなっていく。


「いーよ。教えてくれなくても。」


「へ?」


予想外の言葉にあたしは
変な声を出してしまった。


「無理やり聞くから。」


そう言って笑った廉に
見とれていたら
あたしは椅子からお姫様だっこで
どこかに移動されていた。


「えっ!!は?ちょっと廉!!下ろしなさい!」


もうあたしがお姉ちゃんだっていうのは
考えられないな…。



「やだ。」


連れてこられたのは
お店のテーブルの上だった。


下ろされた安心していると
手首をつかまれて
テーブルに押し付けられた。