夢の中で涼さんが
‘もうすぐ廉がくるよ’
って言ってたけど
それは本当かなぁ…
――――――――ー…
「…華!!起きろって!!」
「まぁまぁもうちょっと
落ちつけよ、廉」
「だってこいつ店ん中で寝たんすよ?
友達ほったらかしで。」
「…んー…」
伸びをしながら起きたら
廉が怖い顔でこっちをみていた。
「うわっ!!廉なんでここにいんの…」
「結華を迎えにきたんだよッ!!
全くこんなところで寝やがって
涼さんの迷惑も考えろよな。」
「素直じゃないなぁ、廉は。
‘隙がありすぎて心配なんだよ’
とか言えないのかぁ?」
「涼さんは黙ってて下さい!!」
廉に怒鳴られた涼さんはあたし達を
置いて休憩室のほうに
‘おーこわっ’といいながら
行ってしまった。
「…ごっごめん…」
今も睨まれてるあたしは
何となく謝ってみる。
「何がだよ。」
なんとなく謝ったのに
そんな事言えるはずがなく
お客さんも店員さんもいないお店の中は
また静まり返ってしまった。


