ワガママな弟





入っていくと
路地裏のドアからは
想像できないくらい綺麗な部屋が
広がっていた。


「ここは休憩室だよ。」


愛から放たれた言葉に
あたしは口を開けてしまった。


表とはうって変って
白と赤で整えられた清潔そうな部屋が
休憩室だというから信じられない。


センスあるなぁ…





その部屋から出た所に
誰か男の人がいた。



「あっ支配人!!」


「えっ!!」



あたしは思わず声をあげてしまった。


だってその人は支配人と呼ぶには
まだ若いくらいの…



「あれ、結ちゃん!?」

「あっ!!涼さん!?」



振り向いたその人は
お母さんの知り合いだった。


「えっ知り合い!?」



1番驚いたのは誰かな…。