ワガママな弟





神無月涼太…。




どっかで聞いたような…。





「ねぇねぇ、ここじゃ
ちょっと寒いし、どっか入らない?」


「あっじゃぁSin行こうよぉ?」


「いいねぇ!!よし行こう!!
愛、支配人に連絡!!
従業員のよしみで予約お願いって。」


「りょーかい♪」


2人はいまだ考え込んでるあたしを
残してどんどん話をきめてしまってる。


「よっし、OKだって!!
さっさといこっ!!」



う~ん、神無月涼太…


思い出せそうで思い出せない…




「ちょっといい加減、ケータイ返してよね。
考えるならあっちいってからにして。」



ほのかにそう言われてあたしは
こっちの世界に戻ってくる。



「うん…。」


あたしは思い出せなくてイライラしながら
お店に向かって愛達と歩いて行く。