ワガママな弟








…もう1回寝よ…
と2階に行こうとしたら
ガチャッとドアがまた開いた。



「何お母さん、忘れ物でも、
した、の…」




廉だった。




「あっ結華だ。
起きたの?まだ寝てても大丈夫だったのに。」




「…うっうん…。
あっ朝ごはんありがとね…。」



あたしはびっくりしながらも
そう答える。



好きだって分かったそばから
これ!?
生活してけるかな…。




あたしはものすごい不安に
覆われながら下を向いていた。




おでこに冷たいものが触れた。

廉の手だ…。


そう分かっただけで体が
どんどん熱くなってく。



顔きっと真っ赤だよ…




「う~ん。
熱あるかな…。
ひとみさんは?」



ひとみさんとはうちのお母さんのこと。
いつからか廉はそう呼ぶようになっていた。