『翔はさ、玲奈の事…スキ?』



ここは…何処だ?



『…うん…好きだよ。』



口が勝手に動く…



『よかった!』



いつみても玲奈は可愛いなぁ…



『翔…バィバィ!!』




……レ……玲奈…?



『じゃ…な…?』



待て………



玲奈……




―ジリリリリ―



翔は目を開けた。


夢だったのかよ…



でも……




なんか…嫌な予感すんだよなぁ…




まぁ…大丈夫だろ…



俺は急いで学校に向かった。





『翔君、おはよ!』


『翔~おはぁ~』


『…はよ。』


周りに俺は適当に返した。




―玲奈?―



玲奈が、…居ない…