美しくゆらめくみなも。


そこからどんどん下へ、


ただようクラゲも

群れをなす魚たちも

海底を這うカニも越えて



人間が潜れないくらい深く、深くいったところ、太陽の光も届かない闇の世界。




そこに人魚たちは住んでいた。