恋花火

「梨奈ぁ〜☆」

いきなり私に抱き着いてきた

「雄太ぁ〜♪」
わざとらしく見えないように頑張り笑顔を作りなんとか乗り切った…

雄太はなにがしたいの?

ただ…
ただ彼女が欲しいから私を抱くの?
表面だけの恋なんて…
必要ないよ…


私の不惑とは裏腹に、綺麗な夜空に大きな花火が打ち上がった。

いっせいに大きな歓声が響いた

そのとき―――


チュッ……