「…達也、達也あ!」 あの夏 達也は この世界じゃなく、 どこか遠いとこへ 行ってしまった。 「ね、どーせ 騙してるんでしょ? 寝たふりだよね?」 病室のベッドで 傷だらけで 横たわってる。 達也はあんまりにも 綺麗で、 死んでるなんて 思えなかった。