「いるものなら放課後買いに行けばいい。 それっくらい出す。 それに…」 俺はただおまえの弁当を食いたいだけなんだ。 なんて言えるか! 「それに何?」 「それに… 俺の命令は?」 そう言うと愛莉亜は俯き、 「…絶対です。」 と、言った。 「そう言うことだから今日の放課後は買い物な。」 「…うん。」 どうしても食ってみたかった… …好きな奴の作った物を。 だから無理矢理でも言うこと聞かせてやる。 …愛莉亜には悪いけどな。