「それで、愛莉亜ちゃんに増やした条件はなんだ?」


「家賃を払うってことです。」


「何故…?」


「愛莉亜は一人暮らしだそうです。
そして今は食費、家賃を払うためバイトをしています。

少しでもバイトを減らせるかと思いまして…」



父さんはうーん、
とうなって、


「まぁしょうがないな。

しっかり愛莉亜ちゃんに頑張ってもらえよ。」


と言った。


「はい。

失礼します。」



俺は部屋から出ていった。